新歓イベントカレンダー2025

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先生方からのメッセージ

小野卓史 部長

詩人ポール・ヴァレリーの一節です。

湖に浮かべたボートを漕ぐように、人は後ろ向きに未来へ入っていく
目に映るのは過去の風景ばかり、明日の景色は誰も知らない

ボートは、自分の背の方向に進んでいく不思議な競技です。現在の位置はどうか、進む方向が誤っていないか、とても気になります。
その時、頼りになるのは、自らが漕いできた航跡です。力強い航跡があれば真っ直ぐに進める、未知の未来にも自信と勇気をもって飛び込んでいけます。
ボート部に入部し、身体と心を鍛えて新しい世界へチャレンジする東京科学大学新入生を応援します。ぜひ頑張ってください。


小坂俊彦 監督

東京科学大学の新入生の皆さん
入学誠におめでとうございます。
我々医歯学系漕艇部は旧東京医科歯科大学の中でも伝統あるクラブです。
このローイングというスポーツはほとんど9割以上が大学生になってから始めるのでスタートラインは他大学と同時です。彼らと勝負して勝つことを目指しています。
厳しい勝負の世界ではありますが、漕いでいる時の水面50センチ上を疾走する視界はとても素敵です。
入部を決める前に是非経験してください。
我々の最終目標は全日本大学選手権での好成績です。
それを目指したいという仲間の入部をお待ちしています。


茗水会会長 長島梧郎 先生

東京科学大学ボート部(医歯学系)OBOG会、その名称を「茗水会」と言います。
お茶の水は江戸時代、将軍用のお茶に用いるための井戸があったと言われており、三代将軍徳川家光の頃に来日した明の遺臣が、故郷の景色を懐かしみ、お茶の水渓谷を茗溪と名附けたと伝えられています。この「茗」の字を戴き、「茗水会」と命名したと聞いています。御茶ノ水橋の駿河台側にある交番脇に、御茶ノ水の地名の由来を伝える碑があり、ここにその経緯が残されています。
東京科学大学ボート部は2027年に創部70周年を迎えます。これまで、オリンピアンの輩出、ユニバーシアード出場、全日本選手権制覇など、数々の戦績を残してきました。医療系のクラブ活動で、ここまでの実績があるクラブはないと思います。
ボート競技は世界で最も古い伝統の一つと言われており、近代的な形式のローイング競技は英語圏の文化的アイデンティティの一部として1700年代にイギリスで発展したとされています。オックスフォードやケンブリッジでは成績優秀者でないと参加できない競技とされており、学生生活を終えて社会に飛び立つ上でも、そのキャリアは大切な素養の一つになります。
一つ屋根の下で、勉学とともに有り余る若さをボート競技に注ぎ込むことで、友ができ、仲間ができ、洗練されたOBOG会のもとで社会人として様々な学びを得ることができます。「茗水会」には、医師会・歯科医師会などで活躍されているOBOGの他にも、多くの教授、役職者がいます。がむしゃらにボートに注いだエネルギーが、社会人となって以降の人間形成、業績に大きく結びついています。
我こそはと思う学生諸君、そして親御さん達にお誓いします。君たちの、そしてご子息の輝ける青春を、そして人生を!


コーチ 日浦幹夫 先生

医41回生、H5年卒業
青森大学 脳と健康科学研究センター(教授)
日本ローイング協会業務執行理事
国際競技連盟World Rowing、Sports Medicine Commission

新入生の皆さんご入学おめでとうございます。
東京科学大学には伝統的なローイングクラブがあります。
ローイングはランニング、スイミング同様に日常的なワークアウトに最適なエクササイズです。水上でボートを漕ぐスポーツとして、オリンピック種目にも採用され本学卒業生も出場しています。
最近では室内でもインドアローイングとしてローイングエルゴメーターという機器を使って手軽にフィットネストレーニングができます。
学生時代に運動習慣が身につくだけでなく、卒業後も世代・分野を超えた交流の場となることもローイングクラブの魅力です。
スポーツ医学、スポーツサイエンスの視点からも、ローイングエクササイズにはハイパフォーマンス、疾病予防など着目すべき要素が多く含まれています。
初めて知る方は是非一度、体験に来てください。ローイングの経験のある方は、新たな魅力を見つけることができるでしょう。
お待ちしています。

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